がいじー

このたびの株主総会で人事異動が決まり、うちの董事長が帰国することになった。
董事長は60歳前の日本人のオジサンなのだが、転職してうちの会社に来る前には某有名商社で長年チャイナビジネスに関わってきただけあって、頭がよくて度胸がすわっている。それにお世辞や偽者にはだまされない正しいものの見方ができる人。よその会社を知っているだけにみんなを啓蒙しており、それでいて天狗にもならずに気取らない。しかも結構シャイだというんだからそりゃかっこいいべ。ということで、私の久々に出会ったヒーローでした。(絶賛)
しかも独り者で外国に住んでいる私を気にかけてくれる、私の香港のお父さんという感じ?まあ、そんな董事長が帰ってしまうのは、私にとっては単純に寂しいことなのだった〜。

今日は、人事決定からあっという間に帰国命令が出た董事長の香港送別会。とりあえず日本人駐在員と、日本人ローカルの私が参加。
場所は銅鑼湾のジャズの流れる日本料理店なり。ここは上司といっしょじゃなきゃ気軽に来れないわ〜(もち上司のオゴリ)という高級なお店で、私は香港の日本料理店で一番好き。雰囲気もお酒も食事も上品でうまいのだ。大人な彼とのデートはここがオススメですぞ。ということで、みなエビスビールや「八海山」を飲んでなかなかご機嫌さんになった。
そのあとは2次会で尖東の韓国バーへGO。
ここはエロなムードもなく女の私も座っていられるような店なんだが、いつも最後の締めくくりは韓国人ホステスのお姉さんたちが歌ってくれる韓国のダンスミュージックメドレー。その場にいる全員が妙に踊りだすのでかなり笑えた。もちろん董事長も踊っていたわ〜♪私も踊ったけどさ。
しかしこんな送別会でいいのか、董事長?
ところで、韓国語の曲が歌えるといろんな場でウケそうで非常にホステスさんたちがうらやましいぞ。でもあの○とか□でできた文字が読めんことには、なかなかままならんのう・・・。