がいじー

深井陳記の焼鵝(しうおー)

会社の私の属してるチームは4人のチームで、日本人駐在員の上司、わたし、香港人スタッフ2人。たまにチームで食事会をするんですが、持ち回りで老板を勤めることになっており、その会の食事代はその会の老板が全額払うんですね。


今日はその第3回目。深井での焼鵝。香港人スタッフの一人が今日の老板です。私、初めて香港に来たときに油麻地にあった「深井陳記焼鵝」で焼鵝を食べた記憶があって、深井って店の名前だと思っていたんですけど、実は場所の名前だったんですね。
タクシーで青馬大橋を見ながら向かった先は、チュンワンのまだ先、新界西北部の新興住宅地というか、村ですな、深井村。新築マンションでもかなり家賃安そうな場所です。そこにテントのようものがはられた大パイトン方式のお店発見!その陳記はすでに50年の歴史があるらしい。


焼鵝はご存知の通りガチョウを焼いたものでして、外側の皮はピカピカカリカリ、中は独特の風味のある茶色い肉で、甘いタレをつけて食べます。もちろんジューシーでウマイ!!焼鵝と焼鴨って混乱するんですが、なんでも鴨は雑食で何でも食べるけど鵞鳥は草だけしか食べないとされていて、より高級なんだとか。実は私は安い焼鴨のほうが好きなんですけどね(笑)。この晩は、みんなでビール飲みつつ、「日本人と中国人の名前について」の話題で盛り上がりました。


そして食後は近所の甘党屋へ行くのがお約束でしょう!!行ったのは「深井發記甜品」。私は陳皮紅豆沙、他のみんなは豆腐花・熱ゲと楊枝甘露をオーダー。マンゴ+グレープフルーツ+タピオカがマンゴミルクに投入されてる楊枝甘露は、日本人の口に非常に合うデザートだと思いますが、「この店の楊枝甘露はいままで食べた中でもかなりウマイ!」と上司絶賛。私の紅豆沙も日本のぜんざい並みに濃くて、なかなか侮れぬ店かと。「發記」は分店が銅鑼湾のワールドトレードセンター(世貿中心)の前にありますから、ぜひ又行かねば〜。


払いはすべて今日の老板が済ませた後、みんなでVan仔(小巴)でMTRチュン湾駅まで戻る。車の中から眺める、ライトアップされた青馬大橋がきれいでした。まるでここはNYかサンフランシスコ・・・!


○深井陳記燒鵝  電話: 2491 0722 營業時間: 上午 6:00 至 凌晨 12:00 年中無休 地址: 深井 深井村 63 號地下


○深井發記甜品  電話: 2496 9163 地址: チュン湾青山公路深井村92-93號地下 分店:銅鑼湾謝裴道532號地下(世貿中心対面)