深センでの一日

Itali-Anの蟹パスタ(ぱくり画像)



またまた客先でうちの製品の不具合勃発。これで同じ製品で2回目の問題。
不具合サンプルの入手と、客先でお話をうかがうため、商社さんと一緒に深センは羅湖で待ち合わせて客先訪問した。


しかし一口に深センといっても、深センはとっても広いのだ。
羅湖は香港との境目で、まさしく深セン市の端っこ?にあるのだが、私のお客さんは比較的近い所とはいえ羅湖から車で約1時間行ったところ。ここでも近いほうだから、ちょいと客先訪問もままならない。中国って本当に広いのだわ。


普段、車は基本的に深セン事務所でもってる2台の公司車を使っとります。でも予約で一杯のときなんかは、自分で白タクを安排。
もちろん白タクは違法よ〜。でも普通のタクシーだと車が悪いし、安全面でもいいとはいえないので、口コミで紹介された白タクを使うのだ。一日あたり約450元(7,000円弱)。高い。


客先についた後は、打ち合わせ。とはいえ、客先の生産ラインでうちの製品が不具合を起こしてるので、ラインを見学させてもらいながら話を聞く。
たくさんの機械とたくさんのワーカーさんがいるためか、工程の中はめっちゃ暑い。
エンジニアでもなんでもない営業の私だが、こういうときは何もわからんなりに見なけりゃならず、けっこうなプレッシャー。すっかり汗だく。
とりあえず私が結論を出せるわけではないので、サンプルを入手し客先を後にした。また早急に工場の品質保証部門に解析書を作成してもらわねばならない。


しっかし・・・、一緒に行ってくれた商社さん。
どうも「おめーんとこのしょーもない製品の品質問題で、何回も深センまで呼び出されて迷惑なんじゃ」的態度が気に障る。
でも仕方ないと思うんだが。うちの製品売ってる商社なんだし。
というか、私のことばかにしてる?んだろうな。年下で、しかもよくわかってなさそうなローカル採用の女だし。どーもうちの上司に話すときの態度とは違って、私にはやけに強気だったりするし・・。
実際、自分はばかにされてもしかたない実力しかないとはわかっているのだが、他の人たちはそこまで私に気づかせるようなあからさまな態度はとられない。ということで、正直なところ気分が悪いもんだす。まー結局のところ、二人はウマがあわないのだと言うことだと思うが。



客先から失礼した後、不具合サンプルを宅配便で送るため、商社さんと別れて自社の深センオフィスへ行く。
すでに定時後なので日本人以外のローカルスタッフたちは退社済み。オフィスにきっつい西日があたる、夕暮れの深センオフィス。
40階のオフィスの窓から見えるのは、広大な大地に巨大なビル郡なりよ。なかなかのすごい都会ですな、深センって。でもあわてて作ったニセモノの都会感が一杯って感じですが。


私が深センオフィスに来るのが珍しいということで、残っていた日本人スタッフにイタメシに連れて行ってもらうことになった。
深セン在住の日本人に知らないものはいないといわれる、日本人経営のイタメシ屋「Itali-An」。え、ここはホンマに深センなのかい?と思わせるおしゃれな内装!しかもワインもパスタもごっついおいぴいよ!!まじで〜?!


今回食べたパスタは蟹のトマトクリームパスタ。めっちゃ蟹フィールなのに、それでいて全く生臭くない。それに麺が超ウマイ!香港のゆがきすぎパスタとは全然違う〜!
そしてもちろん、御代はお安め。だって深センだもん♪
今度深センに遊びに来たときには、じょんじーを連れてきてあげなければ。


おいぴいイタメシと会社の話題で深センの夜は更け行く。
結局、10時過ぎまで「Itali-An」にいて、のち駐在員さんと一緒にイミグレを越えて香港へ戻った。


★Itali-An 深セン市羅湖区建設路東方広場1F 電話8225-7278 11:30〜23:30


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