退職について

トラム2階の眺め



最近、超級眠いです。
昨日も10時にソファに横になったとたんに爆睡。朝まで起きることもなかった。
やばいな・・・。
とここまで書いて夜10時にソファに横になったら、またも爆睡。
2日連続、朝までソファで眠ってしまったんですけど・・・。
当然、PCやクーラーやすべてつけっぱなし。やばい。しかし香港は電気代が安いのでまだ自分を許せるのだが。



先日、「ミスターうちの会社」Rくんが会社を辞めることになった話をした。
あのあとわざわざ私の席まで挨拶に来てくれて、「本当にこの3年間、色々ありがとうございました!」と言われて、やっぱり最後まで本当にイイやつでぐっときてしまった。
彼はもちろん私だけじゃなくて、みんなのところに挨拶に回っていた。
黙っていなくなっても何にも言われない香港なのに、彼は誰に言われたわけでもなくこういうことができるんだなあ。まったく誠意の人だ。
うちの上司も、日本と電話しながら「いい男だったんですけどねえ・・・」としみじみ話していたよ。


やっぱり彼のようないて欲しい人材に去られるということは、マネージングや環境に問題があるのかなと、あとに残ったものとして自問自答。
今回の退職理由は、表向きは結婚して一時的に台湾に行くため会社を辞めるというものだが、私は本当は単なる転職だと思っている。(ご本人には聞くチャンスなかったけど。)


自分が香港で仕事する前は、一般的な香港人は仕事はてきとー、プライベート充実!ばっかしを考えてる人たちに違いないと思っていたけれど、それは単なる偏見で、非常にきちんと仕事をする人たちであった。
もちろん能力などには個人差があるのだが、会社から大事に思われている人たちというのはまず真面目でちゃんと仕事をこなすタイプ。
でもプライベートにあまりにも支障をきたしたり、仕事量と給与・環境・精神的苦痛などを比べたときにやっぱこの会社キツイ、他の会社ではここまで要求されなくても同じ給与がでるのでは?・・・などなどという思いが巡るときには、転職を考えると思う。


香港人も与えられた仕事に関して「できません」とは言えない人たちだから、辞める事でしかこの環境を抜け出せないと思うのは理解できる。
1ヶ月で会社辞めれるし、実力があれば年齢が高くても始め直せる国だから、それだけに離職させないというのは難しい。
やっぱり行き着くところは、給料と環境なんだよな・・・、これが一番難しいっちゅうねん。


かくいう私もローカル採用。
会社からおいしく使われて、でも私も会社の蜜も吸っている。
この需要と供給のバランスがうまく行っている間は、退職したいという思いには至らないのかなというところ。
でもいつクビになってもいいように、いつ辞めたくなってもいいように、自分に自信持てるようなことしないとだめなんだなーと思う昨今どす。


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