犬肉を食べた
全国１億２千万の犬好きのみなさん。
ごめんなさい。
とうとう食ってしまいました・・・。
犬の肉。
それは先日の深セン会議のあと。
ローカルスタッフだけで韓国料理に行ったのですが。
色々オーダーしている時に、同僚・Ｍさん（男性）が、
「みんな、犬の肉食べる〜？好〜味ガ〜！」。
（注：私に魚唇を好介紹したのもこの人。またかよ）
「ぎ、ぎょえ〜〜！！」
と思ったんですが、私以外の人の意見も真っ二つに割れ。
「犬なんて絶対食べない！！」という香港人男子チーム。
「別に何てこともナイ。普通の肉」「おいしいで」というチーム。
やっぱこちらは大陸出身者ばっかりや。
「ほんじゃがいじーの意見はどうや！？」
と聞かれ、うっ・・・羊肉も臭いと思う私だが・・・、
「食べてみたい」。
「げー！！まじで食べるの！？」と香港人クンたちドン引き。
しかし、この機会に食べるのさ。ぐふ。
「それでは、外でお肉を選んでいただけます？」
とお店の人に言われ、がびょーん！！
もけりに包まれてワンワンとかいってる犬コロを選んで、その場でしめてもらうんかい！
それはさすがに無理すぎよ〜〜！！
と思ったら、もう切ってある奴を選ぶだけだったんだって。
しばらくして運ばれてきたのが、まーさーに肋骨部分！！
緩やかにラウンドした骨に、ちょーっとだけお肉がついている。
普通の色のお肉や。
それに出きる限りこそぎとってあるけど、とりきれないラードのような白い油がいっぱい。
一応調理されてるらしく、このまま骨にかぶりつくらしい。
こっこれが・・・犬。
私の肋骨もこんな感じなのかな・・・。
食べた感想。
ちょっと脂っこい・・・。
これは脂身部分が口に入ったからみたい。
お肉は・・・けっこう普通だ。
甘い独特のにおいがあるけど、羊ほど臭くない。
「大丈夫やろ？ほんのちょっと特別なニオイするけど」
確かに。
慣れればウマイかも。
横で香港人クンが、
「飼ってた犬が死んで、1ヶ月間泣いてたのに絶対食べない〜〜！」
と言ってる横で、あばら骨を舐めるように食ってごめんなさい。
しかしほかの大陸出身の同僚。
「猫は食べたことないけど、フクロウ（猫頭鷹）なら食べたよ！
３０元くらいだったな〜。喉にきくんだって！」だと。
中国の奥は深いよ・・・ドコまでも・・・。
◎興味のある方はどうぞ◎ 「犬肉文化」Wikipedia
