鉄コン筋クリート(惡童)

こういう子達を童黨というらしい



油麻地の百老匯電影中心で単館上映中の「惡童」。


香港電影祭のときも上映してたけどチケット取れず、
とうとう一般公開されたので、じょんじーと一緒に見に行ってきました〜。



ネットで上映時間調べてから行ったんですが、
時間変更になっとる・・・。
オイオイ、よくあるのよね。



つーことでしばし近所の「美都餐廳」で茶をしばいて待つ。
三文治も食ったが、いきなしがっついたので写真無し。



美都の客のおっさんたち。そして鴛鴦茶(熱ゲ)と熱珈琲



さて、そろそろ時間ということで映画館へ再び移動。


現場は香港のヤング君たちで大入り盛況でっせ!


私の隣の席のぽっちゃり男子香港人クンが、
「ケータイの電源切っとこう」と言っていて紳士的な人なのはよかったけど、
風邪で鼻が詰まっているらしく、
「ハァハァ・・・ハァハァ・・・」と常に息が超荒かったのが気になった。


3級映画見てるんとちゃうで。



でも、そんな中でもものともしない1時間50分、
集中できるストーリー展開だったかも!



クロとシロという二人のホームレスの子供が主人公。


名前からも想像できる通り、心の黒い部分が多いクロと白い部分の多いシロ。
ふたりが一緒にいる事で心の均衡を保っていたんだけど、
その彼らが仕切っている宝町に侵略者たちが現れて、
「俺たちの町」が荒らされてゆく上に、自分たちも抹殺されようかと。


そしてシロを奪われたクロがバランスを失い、、、、。



有名な漫画だけどストーリーは全く知らない私たちでしたが、
かなりハイレベルな作品なのね。
面白かった。


ストーリーはクロとシロの話を軸にしながら、
その周りのヤクザの大人たちやなんかにもドラマがあって、
町と人間、人間とは・・という深〜い話に。


テーマだけでなく絵や色も個性的でかっこよく、
いかにも海外の日本カルチャーファンには熱狂的支持されそう。


それに才能のある人はいろんな手法で言いたい事を表現できるのね。
と、これまた日本国の素晴らしさに乾杯状態サ☆



声優陣も、いわゆる若手実力派の二宮くんや蒼井優ちゃんにつづいて、
モックンとか宮藤官九郎伊勢谷友介と豪華メンバーだったんやね。
全く気づかんかったぜ。
みなさんお元気でご活躍でいらっしゃる・・。



ということで、最近泣いてないという疲れた大人の方々。
油麻地までちょっと足を伸ばして、この世界に浸って見てみてくだされ。



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