色・戒
今日は朝からヨガに。
終わって、エレベーターでビルの下の降りたら、
ドアが開いたそこには、この人が立っていました。
(注)馬はいませんでした。
ナニゲによく会いますね・・・>甘先生。
さて、晩からは女性3人で、李安のカンヌ金獅子賞作品「色・戒」を見に行きました。
同僚が「梁朝偉あ〜、好激あ〜!」と言うていたのでかなり期待・・・(何を?)。
いや、とても面白かったです!
以下、偏見に基づく感想です(ねたばれあり)。
・3級がついた過激なベッドシーンとやらは、「ぜんぜん好激!じゃなかったね」と。
梁朝偉先生の○などいろんなもんが見えてましたが、全然芸術的でひた。
・上海だけが舞台なのかと思ってたら、予想外に香港も出てきた!
なんかうれしー。
・しかも銭嘉樂登場!
ほとんどバラエティの人と化している嘉樂仔、でも芝居はいつもいけている!
へぼい王力宏の広東語と比べると、やっぱネイティブ広東語はかっこよく聞こえるねー。
そしてついでに動作指導までやってて笑えた。
・悪の元凶は王力宏やね。
こいつが主人公の湯唯を面倒なことに引きずり込み(香港Uの女学生だったのに!)、
お互い惹かれあっていたのに何の行動も起こしやがらん上に、何事にもおよび腰で、
勇気をもってタイミングを読めん男はあかんのじゃ!
・主人公の女性を決めるのに相当難航していたようだったけど、湯唯さんはよかった。
肝っ玉の据わった顔で、美しかった。
この映画は、ピンクレディの「サウスポー」の世界さながら。
偉大なる敵に立ち向かったときの、負けられない、でも半分負けたいような緊張感はもう恋ね。
主人公が結末がわかっていながら、図らずも参加することになったこの一大芝居の登場人物をまっとうすることを選択した気持ち、さすが女の落とし前です。
・梁朝偉先生、ベルトで鞭打ちながら暴力レイプみたいなことやりだしたときは、
このおっさん最悪、キモッ!!鼻の毛穴開いてるやん!と。
そのあと(ヤバさは残りつつも)ほぼ普通になってほっとしたけど。
「早く逃げて」と言われて、トニ男すごい逃げ足で車に飛び込んだところで場内大爆笑。
笑うところと違うけど・・・、でも私も笑ってもた。飛んでたで。
トニ男さんがというより映画としてよかったですな。
俳優では湯唯さんが一番よかったと思いました。
150分もあったけど、最後まで集中して見てしまいました。
以上、超長い駄文でしたすみません・・・。
オヤスミなさい。