愛の流刑地

原作はもっとおっさん世界そう



クリスマスですね・・・!!
毎日祭り状態の浮き足だった香港。


ってことで、クリスマスにふさわしい映画を見ました。



渡辺淳一原作、『愛の流刑地』。



書けなくなったベストセラー作家・トヨエツがふとしたきっかけで知り合った主婦・寺島しのぶ
惹かれあって始まった恋愛が、精神も肉体もどんどん深いところに進んでいき、
セックスの途中で「このまま殺してほしい」という彼女の首を絞め、思いもよらず殺してしまう。


なぜ彼女は殺してほしいといったのか!?



「あなたは、死にたいと思うほど人を愛したことがありますか!!」
・・・ってトヨエツが言ってましたねえ・・・。



よくできた映画と思いました。
俳優もいいけど、やっぱし監督がいいのかなー。



しかし、わしはなぜ彼女がこういう死を選んだのかがよく理解できないっちゅーか、
こういう終わり方を「純愛」と言うのは、おっさんの妄想という気もしました。


「子供3人いる家庭もトヨエツもどっちも選べないし捨てれない。
死んでもいいくらい幸せで、死にたいくらい苦しい・・・
永遠の愛、究極の状態での選択は死。
それも愛するあなたに殺してほしい。」


っちゅーことですかい???
すいません、無粋なわしにはよくわからず・・・。




しかし、寺島しのぶは背中もお尻もきれいだった〜!
トヨエツ氏もいつになく(?)かっこよく。
安心して見れたな。
からみシーンは多かったけど、そんな濃厚にも感じず。




しかし、おっさんのトキメキ度、けっこうキテましたなぁ。


半ば無理やりベッドに押し倒されて震える彼女を見て、
トヨエツ「こんなの・・・いや?」
寺島しのぶ、不安そうに目をつぶって震えながら、「・・・、お任せ、します」。



きゃーーーーー!!



トヨエツのホテルの部屋に入って来てんだから、彼女も当然この後の展開はわかってるだろーよ!
それでも気まじめな彼女が倫理を越える瞬間には震えていたことを、
こんなトキメキシーンとして盛り込むのー!
いやー!オヤジーーー!
気持ちはわかるけどさーー!



あと、からみシーンでやたら彼女が「ください」「ください」って言うの・・・。
何それ・・・。
おっさんの希望かよ。寒い・・・。




そうそ、津川雅彦がノリノリで渡辺淳一ルック!
余裕ある人はおもろいなー。


それにクールな女検事役の長谷川京子
すっごくきれいで色っぽかったけど、ありゃ露出狂の設定なんだろーか(笑)?
乳、放り出しまくりなんですが・・・。



などなど、色々楽しめました。




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