奥運寶寶
去年は60年に一回しかめぐってこないという「金のブタ年(金猪年)」。
縁起良しってことで、出産する人、結婚する人が続出。
そいで去年結婚したら、スムーズに妊娠すると今年出産なわけです。
金猪年結婚で、オリンピックベイビー。
つことで、うちの大陸のスタッフも妊婦がめっちゃ多い!
先週、中国オフィスに行ったところ、衣装が違うスタッフがごろごろ。
う〜ん、中国人には不妊の悩みはないんかな。
(全体的に年齢層が低いからより妊娠が容易なんか)
そして大陸同事に見せてもらえたのが中国の母子手帳。
中身は日本の手帳とほぼいっしょ。
そしてもう1冊同じような赤色の手帳があって、これって何?と聞いたところ、
一人っ子政策を断じて守ると宣言した夫婦がもらえる、
その名も『光栄証』だそうな。
中身は夫婦の写真入り。
○○とXXは子供を独りしか生みません・・・とかなんとか記載されてました。
なんかすごい。
この『光栄証』の持ち主はすでに子供を生んで産休に入っているんだけど、
一回しか出産しないので、福利厚生で産休を最大135日取得できるんだって。
通常の取得日数はだいたい3ヶ月だから全然長いですな。
じゃあ『光栄証』を申請してないみんなは一人以上生むんかえって感じですけど、
実際は色々抜け道があって、いずこも金さえ払えばなんとかなるんだしょ。
上海の同僚も二人目作ってたしなー。
気になる、四川の地震みたいなことが起こって一人っ子が亡くなった場合は?
との問いには、それはそれで新しく子供作ってもいいとの回答。
それに、いま無職の人で一人目の子供が女の子の場合も、二人目を作るのは合法だとか。
(やはり働き手の男子珍重)
あと、両親ともにそろわない中国の子供は戸籍がもらえないので、
「そいじゃ、彼氏と別れた後に妊娠に気がついたらどうすんの」と聞いたら、
「要ナー・デャオ」。
(ナー・デャオって・・・)
もしくは他の人に育ててもらうか。
こりゃ子売り減らないよな。