がいじー

今日は残業を遅くまでした。うう、急に問題勃発。
上司はおばあちゃんが危篤だと日本へ帰ってしまったし。しかも喉が痛いので風邪かも。今日は疲れたので以前に書いてそのままにしていた内容をコピーペーストします。

【1月30日】
昨日1/29は旧正月明け出勤第一日目で利是が飛び交っておりました。
利是はご存知の通り中国のお年玉でして、既婚者のひとが周りの人へ渡すというもので、逆に何歳になっても周りの既婚者からお金をいただくことができるというスンバラシー制度でございます。
お金は紅いぽち袋に入っており(金色の袋もありますが。英語ではレッドポケットって言ってますな)、中身の金額は関係の深さやくれる人のお金持ち具合によるのですが、大体はピン札の20ドル/袋(もしくは10ドル札/袋×2)が相場ってとこでしょーか?利是は、親戚関連だけでなく友達や同僚にも配らないといけないので、既婚者はこの時期ま〜さ〜に物入り!わたしも自分より年下の同僚なんかから利是をもらっておりますのよ〜♪
彼らの多くはおそらく私より給料低いはずですが、利是に関しては給料の高低は関係ないようで、社会的に大人になったか否かで判断される模様どす。ということで、独身でも職級が高くて部下を持っているような人も利是を配っております。うちも独身の駐在員さんが配っていて、このときだけ妙に人気者になっておりましたね。私は未婚でヒラ階級ゆえ、ちょっと恐縮ですが頂くことばかりなりよ。
しかしこの「派利是」の制度、私はけっこう好きなんですな〜。お金がただでもらえるっていうのも嬉しいし、利是って、受け渡しをするときに貰った側の人がお礼代わりに?めでたい言葉を返すわけですよね。「恭喜發財!」とか「身體健康」「心想事成(思った事が叶う)」「龍馬精神(馬のように元気)」などなど。だから渡した人はお金をあげた代償に?年頭からめでたい言葉をたくさんの人からかけられるわけですよね。なんかわかりやすくて面白くてホンマ縁起がええわ〜!
また逆に利是をもらうというのも同じく縁起良しなことらしく、ゆえに中身の金額の大小は関係ないんだそうですよ。こういうところも中国人らしくてよいですね。
とまあそんなことがあったのが昨日。
そして今日トイレで最近うちに入社した女の子とばったり会いまして、その人は既婚者だったので私は昨日その人から利是をいただいたわけなのですが、未婚の私はみんなに利是を配っておらず、どうもその人は利是の件で初めて私が結婚してないことを知ったらしいんですね。その人にとって私はどうみても「既婚者」にしか見えなかったと。
つーことで会うなりひとこと、「あなた、そんなに年いってるのにまだ結婚してないの?いつ結婚するの?結婚嫌いなの?」。(注:悪気いっさい無し)
オ、オラア〜〜!!わしはわざと結婚していないわけではなあ〜〜い(怒+泣)!!
・・・数分後、ふらふらとした足取りで打撃を受けつつオフィスに戻り、冷静になって周りを見渡した私。確かに私の歳くらいで結婚してない人は少ないかもしれん・・・という厳しい事実に気がつきました。ハイ、おっしゃるとおり「ガム大個、重未結婚」なのはどっかヘンなのかもしれません。・・・ほっとってくれ!!
就業後はじょんじーと待ち合わせし、銅鑼湾でタイ料理。早速、「聞いて〜!今日こんなこと言われた〜!」と嘆きの報告をさせて頂きましたとさ。くそー、希望今年嫁個有銭人、出年派利是じゃ!!(今年金持ちと結婚して、来年利是を配れますように!)