がいじー

待ちに待ってた土曜日、休息の日。結構天気もよく、すっかり涼しくいい気候になった香港は洗濯日和だが、旅行の疲れが取れないのでだらだらと過ごす予定。
しかし朝から悪霊?退散の塩撒きをする。
先週中国に出張に行って帰ってきてから、ベッドルームを暗くして眠ろうと思うとすっごく怖くなって寝付けなかったのだ。なんか目をつぶるのも怖い。それですぐ起きて電気をつけて消さないで、明々とした部屋で毎日就寝を続けていた。今まで数年間怖いなんて全く感じずに暮らしてきたのに急に思うもんだから、一応上司(怖がり)に笑いながら相談してみたところ、「あ〜、俺も一人暮らしのときあったよ!なんかこの辺にいそう・・って思う場所があるんでしょう?」「なんとなくありますねえ」。彼は部屋の四隅に塩を撒いたらしい。ということで私も自分の気が収まるように、台所から塩を持ち出して撒いてみた。ここら辺がナンカ気持ち悪いのよネ・・・という場所に「出て行ってくださ〜い!」とか言いながら撒いた瞬間、背筋がゾクゾクゾク〜〜!とした!!こ、これって何??マジかよ〜、自分の思い込みでもなんか怖いよ〜!!まあ、今晩暗くして眠れればOKなんだが・・。
その後は掃除しながら木村拓哉のドラマ『プライド』を見た。
もう『ロンバケ』も全部見れたし、木村くん独特の"見てるこっちを小っ恥ずかしくさせる演技"も受け止められるような大人に私もなったのよね!野島伸司脚本らしく、陳腐とウマイが交互にあったけど、ドラマ初心者の私はまたもや新鮮な気持ちで見てしまいました。以下感想。
木村くんの相手役の竹内結子がけっこう自然でうまくて、安心して見れた。竹内結子、若いし女優さんだとはいえ、お肌がぴかぴか!毛穴無しよ!私の苦手な顔立ちだと思っていたけど、よく見りゃ目と輪郭がキレイ!爪もきれい!日本の女の子って、質のいい服着てて、髪の毛もつやつやで、アクセサリーも可愛くって、私は久々に自分自身を見つめなおしてしまいました・・(泣)。
ナントカ染五郎松たか子の兄貴)も芝居うまかった。もっとひ弱な感じの人かと思っていたが、歌舞伎の人だけに遊びなれてそうで根はふてぶてしい感じが役者的に頼りになりそう。けっこう仕事できる人なのね。
染五郎の恋人役のMEGUMIちゃんという人、低い声で小っさい目で個人的にけっこう気にいっていた。(乳がでかいんでしょ?)でもこのカップルはドラマでは全く深く書かれること無く終わった。同じくコーチ役の佐藤浩市も描きが薄く、キムタクに入れ込んでる理由もいまいちよ〜わからん。悪役として出てきた加山雄三の息子のほうがオイシイ役やったで。
相変わらずドラマの中では棒読み派が多かったけど、石田ゆり子だけは不思議な透明感で、棒読みがその魅力を倍増させてて見事。これも個性なのね。
棒読みといえば坂口憲二の演技がたいぶ上達していたので人事ながらホッ。しかし、木村くんの横に置いても差し支えないのか?と思うくらいのガタイと美貌。明らかにぱっと見、木村くんよりかっこよかった。しかし、ここまで男前だと芸能界以外では仕事できんわなあ。ドラマではこの人のゴリラな感じを強調したせりふまわしになっていて、けっこう好感持てました。
木村くんはさすがに「常にキムタク」であったが、相変わらずせりふじゃないみたいにせりふを言えるのって、やっぱりセンスあるのだなと思った。木村くんのやった役みたいな性格の人、実際いるんだろうなあ。そういう人とうまくいくのもいかないのも相性、何事も縁といいますか。諦めずに自分らしくいるしかないのだと思う私。木村くんの誕生日の日に彼女のウエディングドレスの写真ちょうだいとかいってたくだり、キスされた竹内結子がめっちゃかわいくて10回くらい巻き戻して見てしまいました。イイネエ、恋の始まり!竹内結子って小柄なのか、木村くんが大きく見えた一瞬もあり、相手役のサイズって実に重要なのねえ・・。
フレディ・マーキュリーの美声にのって、自分もちとラブモードになるが・・。なんかいい出会いないか、オネエチャン!!
明日は同僚の婚姻註冊!!日本人駐在員(男)とローカル香港人(女)が、私の憧れの香港公園横の役所で入籍じゃ!!また他人の結婚式かよ!!