アメリカの恋愛映画
私は変な所で思考回路が単純なせいか、恋愛映画はごちゃごちゃ複雑な話よりもシンプルな話のほうがが好き。
特に気分がブルーなときとかに観るとドカーンと効きますねえ。
■『僕の美しい人だから』1990年度アメリカ
監督:ルイス・マンドーキ
出演:スーザン・サランドン、ジェームズ・スペイダー、
ジェーソン・アレクサンダー、キャシー・ベイツ
広告業界でばりばり働く27歳のエリート青年マックス(スペイダー)と、ハンバーガー店でウエイトレスをしている43歳の女性ノーラ(サランドン)が恋に落ち、いろんな障害に戸惑いつつ、本当の愛を見つけていくラブストーリー。
はじめてこの映画を観たときは、わたくしも余裕で20代でして、年齢的にも27歳のマックス側からストーリーを見ておりました。時の経つのは早いもの、気がつくとノーラと同世代になり…。今回観なおしてみて、この映画をよりいっそう堪能することができたように思います。まんまとノーラに100%感情移入でございます。マックスの思いやりや、戸惑い、ノーラの気持ちが痛いほど分かって、ふたりの一つ一つの行動や表情に涙がちょちょ切れそうになりながら観ました。これは皆さんもよく書かれていますが、特にサランドンがはまり役で、教養こそないが、プライドを持ち、常に凛とした態度でマックスと接するところなんか、わしも見習わなあかんなあとつくづく思いましたわ。勉強になりました。
最高傑作映画とは言えないと思いますが、スーザン・サランドンが超素敵ですので大人の女性には是非見てただきたい作品です。
■『忘れられない人』1993年度アメリカ
監督:トニー・ビル
出演:クリスチャン・スレーター、マリサ・トメイ、ロージー・ペレス
コーヒーショップで働く、魅力的なのに恋愛は上手くいかず、いつも中途半端で終わってまうキャロライン(マリサ・トメイ)と、そんな彼女のことをいつもそっと見守っている、生まれつき心臓が悪く、周りと上手く接することが出来ない孤独なアダムス(スレーター)の純粋な恋。
「アダムスはストーカー」だの、「ヒヒの心臓の話が現実離れ」だの言われていますが、いいんです!ありえない所があるからこそ、こんなにも素敵なラブストーリーが出来上がったのではあーりませんか。化粧濃いくて髪の毛バサバサのキャロラインがめちゃめちゃ可愛い。エスカレータでふたりがすれ違い、振り返った時のアダムスの表情は何度見てもいい。(上のタイトル右側写真)
キスシーンもすーてーきーで、MTVの「ベスト・キス賞」に選ばれたとか雑誌に書いていたな。スレーター!わしにもチューしてぇぇぇぇぇーーー!