メルボルン慰安旅行(2)

ホテルの前にあったカフェ。行けず。


会社の慰安旅行で、オーストラリアはメルボルンへ来ております!


今日も昼メシは120%中華料理ということがわかっているので、朝からホテルのビュッフェでがっつく。昼飯は少なめにしようと思う。
朝からバスに往復5時間乗って郊外の観光地へ向かう。
わーん、この5時間がシティエリアで過ごせれば、メルボルンにたくさんあるカフェや美術館、博物館に行けるではないか!!公園に行ったり、街を散策したりトラムに乗ったりできるのに・・・。


しかしそんな希望もむなしく、カフェの開く時間の前に既にバスに乗ってレッツゴー。
バスの中ではみんな疲れて爆睡しており、行程中起こされるのはトイレ休憩とメシ。
つーことで今日も住宅街の中にある近所のお店的中華料理屋で昼飯じゃ。何故このような場所に・・・。費用削減するのもいい加減にしろよ、旅行会社!
もうメニューは大体わかるくらいにおなじみになった中華料理だけど、香港人の皆さんは顔色一つ変えないで食っている。さすが運命を受け入れる民族じゃ。でもこんなのオーストラリアじゃなくても自宅で食えるやん!
しかしわしもちゃっかり白メシ1膳分食ってしまう。
大体中華料理は白メシが進むんだよ!
締めに出てくる切ったオレンジは昨日の晩飯よりはジューシー。


わかっちゃいるけど一応、総務のマネージャーのIさん(金持ち)に「香港のパッケージツアーってご飯は絶対中華なの?」と聞く。「そうですねえー、基本的についてる食事は中華ですね」。
まー、パッケージツアーを利用する人たちは年配の人が多いから、中華以外は食えないという人たちは多いとは思う。でもそんなら海外旅行なんかすんなよ!と思うのは日本人だけ。香港人はそんなこと気にしやしねえ。


更に私が「みんな美術館や博物館とかも「つまらない」とかって言いますよね?」というと、Iさんは「私は好きです。まあ私は主にヨーロッパで行きますけど」。(さすが金持ち!)
そういうところに行きたい人は価格安めのパッケージツアーではなく、”自遊行”というフリーのツアーに参加せよということだ。
しかし、皆さん、基本的には安いパッケージでガイドに色んなところに連れて行ってもらうというのが普通なんだすな。「オーストラリアまで来てこんな所に連れてくんなよ!」と妙に憤っているのはガイドブックで旅の予習をして、パッケージツアーのシステムを理解しない日本人だけ。香港人はパッケージとはこういうものだと、文句ひとつ言わず従順に旅行会社のアレンジに従っている。


しかしさすがに日本人も香港人も不満気味だったのか、メシ後、中華料理屋の隣にあったマクドへ押し寄せる。
香港では3ドル(45円くらい)、オーストラリアでは50セント(40円くらい)のソフトクリームをみんなで頼んで食う。しかしこれがメチャウマ!!オージーミルクで作られているので北海道ソフトクリーム並みのさわやか濃厚風味です。日本人はこれでかなり癒されたな・・。


今日の目的地は「グレート・オーシャン・ロード」。
波でえぐられた大きな崖や岩が海の中に点在しており、12個あるので『12人の使徒/Twelve Apostles』とと呼ばれるようになったらしい。
しかしガイドさんが「あらゆる服を着てきてください!寒いです!!」というくらい、今まさに冬が始まろうとしているメルボルン。すげえ強風!!そして雨!!ホッカイロを2個、腰に貼り付けても寒い〜〜!!


しかし往復5時間かけて来た『12人の使徒/Twelve Apostles』ってこれ・・。
なんかむっちゃ我が国の日本海方面ちっくなんですけど。東尋坊



ここ「グレート・オーシャン・ロード」は『紅の豚』の舞台のモデルだといわれてるってホンマかいな!たいした感慨もなく、またバスに乗りシティエリアに戻る私たち。5時間かけてこんだけすか・・・。


今日の晩飯はさすがに董事長が旅行会社に文句を言ったため、このツアー唯一のイタメシに!
メルボルン銀座のような一角は、どのお店もオープン形式になっていてとってもおしゃれ!地元の皆さんたくさんやってきてお店の外で食事を楽しんでいるよん。わしらのような団体が押し寄せるには不釣合いなムードっす。
これや、これなんや、わしが求めていた外国の雰囲気は〜〜!!


ワインやメシもおいしく、かなりご機嫌になった日本人たち。
しかしもう既にメルボルンの街はパブ以外の店は閉店済みさ。酒を飲む以外繰り出しようがなく、みんな主にコンビニにのみ繰り出し、お菓子や水を調達。
しかも私たちはホテルの近くに24時間のマクドを発見!またソフトクリーム食っちゃった。


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