香港の最高のB級グルメ
今日は朝から郵便局へ。
すると長蛇の列なりよ。どこの国でも銀行と郵便局は行列ができるんだなあ。
しかし日本とは少し違うのは、郵便局員さんたちが、あまりの局内の賑わいに、かなりテンション高くなり、ラテンにガツガツ仕事をさばいていること。あと順番抜かししようと目論む客が多いこと。
このあとヘアカットへ行く。
結構時間がかかったので終わったあとすっかり腹減り状態。なんか食いたいな〜と思って、急に思い出したのが中環の『蘭芳園』。
エスカレーター横の『美少年の恋』のロケ地にもなってたあたり、今も昔ながらの買い物横丁ストリートに、屋台と茶餐廳の合いの子的なお店がバーンと。それが４０余年の歴史をもつ『蘭芳園』どす。
ここだす。
私の超おすすめメニューは、『葱油鶏パー出前[才労]丁』！
ゆがいた出前一丁の麺に、焼きそばUFOのソース似のタレをかけ、切った鶏パー（平たい鶏カツ）と葱油（臭み消しの薬味。鶏の焼味飯に必ずつく）を乗っけて混ぜて食う！！
この異常とも思える組み合わせが、も〜〜激ウマ！！
鴛鴦茶なみのすごい発明じゃ！
これが出前[才労]丁。ブタが好きな人は猪パー版をどうぞ。右部にあるのが葱の薬味。
ネギをみじん切りして塩と油で炒めて作る「葱油」は、これだけでドンブリ飯が食える、めちゃおいしい庶民の付け合わせ。中文大学時代にすっかりはまり、今でもこの味が食いたくて切鶏飯をオーダーする私なの。
今日も口の中を思いっきり「葱油」味にして『蘭芳園』に向かった私。
昔は一人で茶餐廳に入れなかったけど、今ではすっかりOK。
私と同じように一人で来てる女の子ばっかしのテーブルに通されて、いきおいよく「鶏パー出前一丁！」とオーダーしたのだが。
がーん、出てきたのは普通の汁あり出前一丁の上に鶏パーの乗った『鶏パー湯麺出前一丁』。私の望んだ『葱油鶏パー出前[才労]丁』ではなかった。あ、しまった、オーダーするとき間違えた。
つーことで、仕方なく普通の汁あり出前一丁ラーメンの上に鶏パーを乗せた「湯麺タイプ」を食す。うーむ、「汁なしタイプ」の葱油鶏パー・・のほうがおいぴいけど、これもなかなかいけるやん・・・。ということでガッツリと５分くらいで完食。ウマイ。
とまあ、こんな私の超級おすすめB級グルメ、未経験の方は是非とも味わってみて欲しい。
★『蘭芳園』 香港中環結志街２號地下 電話：254438957
ところで、同じく中環のぷるぷる蛋達で有名な『泰昌餅店』だっけ？
店の前に文字通り長蛇の列が！！しかもデジカメで店の中を撮影している人がたくさん！もしかしてもしかして廃業すんのか？
ちょっと〜、わたしまだここの蛋達、一回も食べてないんですけど！！
⇒⇒調査したところ、やっぱり５月末結業！！
理由はショバ代値上げで家賃払えないから。香港、本当にこういうの多い！
今どこも高くなっているからなあ・・・。オーナーが調子にのって上げたとみた。
香港人がみな投資で物件買う理由はこーいうことなんだと実感します。
お店は場所を変えて継続を検討中だそうですが、このまま廃業になる可能性も。
ヤバイ！！
