香港スキミング事件

広東オペラの看板です。



昨晩、自宅にクレジットカードのステートメントが届いた。
さーて今月の支払い内容はどんなもんかいなとチェックしたら、中にひとつ、身に覚えの無い4,000ドルもの買い物の請求がきていた。
4,000ドルって約6万円。さすがに買ったことを忘れてしまうような金額では無い。


4,000ドルは「ハセ/セントラル」というお店で使われていた。
「ハセ」って日本のお店??もちろん購入時のレシートはない。
わっちゃ〜〜、これ絶対スキミングされてるわ・・・!!
知らん他人にスキミングされるんやったら、あの鞄もあのアクセも我慢せず買っとくんやったよ〜〜!!ガウチョー!


悶々として眠りにつき、出社した後朝9時になったら速攻会社を抜け出して、私のメインバンクHSBC(香港上海匯豊銀行)へゴー。早速調査してもらった。


するとHSBCの人曰く、「あー、これ振込先を間違ってますね」。
な、なにィ??


わかりまひた。これはスキミングではなく、単なるわしのミステイクでした。
 

香港のクレジットカードは日本のように自動引き落としではなく、自分で「普通口座」から「クレジットカードの口座」にお金をTransferするんですね。(みんな銀行を信用していないので自動引き落としにはしない)
私は、先月分の支払いをしようと処理をしたのだけれど、
 正)「普通口座」→「クレジットカードの口座」 とすべきところを
 誤)「クレジットカードの口座」→「普通口座」へお金を移動してしまった。
つまり、払うどころかお金を借りた状態になってしまっていたということらしい。


疑惑の「ハセ/セントラル」というのもお店ではなく、「ハンセンバンク(恒生銀行)セントラル支店」のことなのであった。
ハセっていうからさ、アンタ・・・。


よって、私は①先月分の請求金額は振り込みできておらず、②先月の請求金額に相当する4,000ドルが銀行から借用されており、しかも③先月分未払いということで利子ががっつりついて、今月の私への請求金額は巨額になっていた・・・。


ああ、自分のドン臭さと支払わなければならない金額のでかさににがっくし。
まあ、スキミングにあったわけではなかったので一安心だけれども。


でもHSBCの人はさる電話番号を私に渡してくれ、「ここへ電話して事情を話してみて。もしかしたら温情で、利子を少しまけてくれるかもしれないわよ。」だって。
銀行でも交渉次第で結果が変わるんですか。相変わらず明朗会計じゃない中国人社会じゃのう。


☆人気blogランキング☆