漫画のような出来事

アース製薬やからバルサンちゃうな



昨日の話。生まれて初めてバルサンを炊きました。
どうもダニーか蚤が発生しているらしく、寝てる間に何個か刺されたのだ。
私は不潔にしているのか?と思い、会社でみんなに相談したら、とにかくこの間まで雨が多かったのでそーいうのが発生してもなんらおかしくないとの事。


とにかく全ての部屋で同時に行うように言われたので3個用意し、説明書どおりに水を入れたカップバルサンを入れると30秒ほどしてモクモク煙が。
2〜3時間は戻ってはいけないので急いで家から出て、この隙に郵便局へ行くことに。オトンの父の日プレゼントをSpeedPostで今更発送。


処理後はマクドに寄り、ブランチにと普通のセットを食う。濃い。
しかしみんな昼飯タイムらしく、私がマクドに到着後、どんどん客が増えてくる。
客層はガキ、貧乏人(わたし含む)、何も頼まず座っているだけの老人たち・・・で激混み。
あわよくばここで2〜3時間すごしてみようかと思っていたが、客層の痛さに耐えられず、スタバに移動しようと店を出たところ突然のスコールに見舞われる。


傘は持っていたけど、真っ白になるほどキツイ雨でとてもスタバまで歩けるような状態ではない。なんとか屋根のあるとことまで歩いたが、すでにびしょ濡れ。
そうこうしているうちに我が膀胱はぱんぱんに。
ここで時計を見ると丁度2時間経過していたので、バルサンが終了しているようであればトイレに行こうといったん自宅に戻ってみた。


ドアを恐る恐る開けると、あれ、全くいつもといっしょやん。バルサンは終了したらしい。窓を開けようかと思ったが、けっこう平気そうな感じ。
とにかく漏れそうだったので速攻トイレに行き、用を足して手を洗っていると、急に咳が出てくる。バルサンのせいや
ゴホゴホやっていたが、とまるどころかますますひどくなり、空気を吐くばかりで全く吸えない。マジヤバイ!!毒ガスを吸ったときってこうなのか?発作を起こしたような、マジでゲロ吐くんじゃないか、このまま窒息死するのでは、というくらいヤバイ状態に。


窓すら開けずにトイレに行ったアホな自分をいまさらながらに後悔。こりゃ虫も死ぬ。バルサンでこれだから、毒ガス攻撃されたら1分で死ねるな。と朦朧とした意識の中で考えた。


人間も追い詰められるととにかく生きようとするんですな、キレイな空気のある家の外に出ようとるして、ゲホゲホ状態で靴を履こうとするがうまく履けない。死ぬ!
気がつけば裸足のままドアから外に飛び出していて、キレイな空気の踊り場でしばしオエーゴホゴホ・・・と息が出来るようになるまで繰り返していた。
しかしそのとき、私の背中の向こうで「バーン」と扉が閉まる音が。


しばらくしてなんとか普通に息が出来るようになり、さあ家に戻ろうと振り返ってみれば、ドアの檻が締まって自動的にロックされ、自分は裸足のまま外に締め出されとるやんけ。
え?これは夢か?と思ったが、夢のわけないわな。
ドアは全開だが檻だけが締まっている状態。
鍵はもちろん財布も携帯ももってない、靴すら履いてない。よくぞ服だけはちゃんと着ていた。
よくドラマなどで、ホテルの自動ロックで締め出しをくらう漫画的な図を見かけるが、わしはそれを自宅でやったらしい。
さすがにパニック状態から正気に戻って状況を把握できるまで約3分くらいを要した。


どうしたものかと色々悩んだが、悩んだところで靴すら履いてない状態に変わりは無いので、仕方なく裸足でマンションの管理所のオヤジのところまで行き、事情を説明。(ホンマの締め出しの理由は秘密。)こういうときに鍵を開けてくれる師フ〜を呼んでもらう。
管理所のオヤジも靴すら履いてない三十路女が現れてびっくりしていた。


数十分後、現れてくれた師フ〜とともにまたもや裸足で家まで戻り(超かっこ悪〜)、鍵をあけてもらった。開け代300ドル。高っ!しかし開いただけでも感謝なり。
さっそく窓を全開にし、師フ〜に支払いを済ませるわしなのであった。
は〜、ほんまにアホ・・・。


しかし気を取り直してこの後は旺角のお花ストリートへ行った。元気やんけ!


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