『頭文字D』(実写版)を観る

香港映画『頭文字D』



やっと昨日『頭文字D』を観ました。
実は先週の土曜日に観ようと思って中環のPaLace IFC(映画館)に行ったんですが、観たい時間帯が満席、次の上映時間まで待つのもダルいしHKD65もするので諦めました。
昨日(火曜日)は映画の安い日だったので予約して行って来ました。(安いといってもIFC価格なのか?HKD45)
PaLace IFCで観るのは『最後武士(ザ・ラスト・サムライ)』以来2回目ですが、新しいだけあってシートは座りやすいし、ヘンな匂いもしないし(笑)、音響も画像も良いです。ただ会場自体があんまり広くないので観客の盛り上がりには欠けるけど。


私はこの映画の原作を一度も見たことがなく、全く予備知識ないまま観ました。
まず観終わって・・・感想ひとこと


面白かった!


同僚曰く、原作をよく知っている人にしたら「ちっ!」と思った人も結構いるようですが、私は面白かった。


※ここからはネタばれがあるので注意あるよ。(そんな大したこと書きませんが)
とにかくバトルシーンのカメラワークが素晴らしく、特にドリフトシーンは圧巻でした!もうこっちまで必死になってお尻の穴閉まりっぱなしでしたよ。ほんま。実写でもこれだけ出来るんだと関心しますた。


周杰倫(Jay)の広東語をスゴイ期待して聞きましたが、いや〜かわいいかわいい!日本では日本語吹き替え版の試写会も既にあったようですが、やっぱり広東語バージョンでしょう!めっちゃテンポゆっくりで超CUTE、ことばになっていない鼻から抜けるような相槌の声とかも、Jayファンシーにはもうたまらんでしょう。最後に拓海(Jay)が車を運転しながら泣くシーンがあるんですけど、同僚(香港人)は「男が泣いたらあかんわー、あのシーンは情けなかった・・・。」というけど、・・・私はあのシーン好きです。あそこの涙はめっちゃいいと思う。情けないというなら韓国ドラマの男どもでしょう・・・。←なんでもかんでも泣きすぎ。


高橋涼介役の陳冠希エディソン・チャン)、これまたカッコよかった!
アンドリュー・ラウ監督との相性がいいのでしょうかねえ・・・。普段の様子からは想像できないほどシャキっとしていました(笑)。すごいです、この方。


拓海のおとん役の黄秋生(アンソニー・ウォン)は、酔っ払いのスケベオヤジでしたが(原作は全然違うらしい)、彼もいい味だしていましたねえ。いつも飲んだくれてヘロヘロなのに、拓海に車の操作方法を直伝するところはカッコよかったで。


鐘鎮涛と杜[シ文]澤が親子っちゅうのもどない?と思っていたけど、観ていくうちに馴染んできました(笑)。Jay共々香港映画お約束のゲロをありがとう。


陳小春は150%嫌な奴をさらりと演じていました。さすが。しかし、あんなに車めちゃくちゃになったのに生きていたのでビックリ。これもプロのなせる業なのか?


あ、そうそう、観客は家族連れも結構いたんですけど、鈴木杏が出てきた瞬間、子供の声で「ン・レーン(可愛くない)」と発していました。(爆)子供は正直といいますか・・・香港人的にはあんまり可愛い部類ではないようですわ>鈴木さん
しかし、このひと手足長いなあ・・・うらやましい。


なんかまとまりのない文になってしまいましたが、久々に面白い映画だったので、もう一度観にいってもいいくらいです。(ほめすぎか)


<追記>
東京では9月中旬ロードショー予定だそうですな!
10月8日頃から日本なんですけど、その時もまだやってるかな?
ちょっと期待。


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