小田和正と『美少年の恋』
すんごい孤独だ・・・。
この孤独感を紛らわすために、音楽を聴いてみる。
先日がいじーが小田和正氏のことを書いていたので、懐かしくなって唯一もってるCD『自己ベスト』を聴く。
- アーティスト: 小田和正
- 出版社/メーカー: BMG JAPAN
- 発売日: 2002/04/24
- メディア: CD
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これってオスコース時代の曲すべて再レコーディングしてんだよな。なんでかなあ。なんでオリジナルにせんかなあ。
「さよなら」は淀川長治さんの「サヨナラ!サヨナラ!サヨナラ!」やしな・・・。
ううう、オリジナルが聴きたくなってきたぜい!「シングルス」でも買うしかないか。
こうなりゃ、もっと孤独になってやろうと(?)、香港映画『美少年の恋』を今更ながら観る。
- 出版社/メーカー: JVCエンタテインメント
- 発売日: 2000/09/22
- メディア: DVD
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ジェット :馮徳倫(スティーブン・フォン)
輝(ファイ)/サム:呉彦祖(ダニエル・ウー)
阿青(アチン) :曾仕賢(ジェイソン・ツァン)
K.S. :尹子維(テレンス・イン)テレンシー
香港の売り専バー(?)を舞台に、4人の美少年が繰り広げるはかなく切ない恋の物語。
「美少年」じゃなくて、「美青年」やろ!という突っ込みもありますが・・。いいんです。香港では20代はもちろん、30代でも余裕でアイドルできる国なのですから・・・。(笑)
≪わし的感想≫
この映画観るの、実は今日が初めてなんどす。
ロケ地が、どっこもかしこも知っている所ばっかで、めっさ面白かった。
馮徳倫(スティーブン・フォン)がめっちゃ色気あるんですけど・・・。両頬えくぼがステキ。
ゲスト出演の黄霑(ウォン・ジム)のゲイっぽく見せるための左手演出が可愛い。
阿青(アチン)が自分の身を売って金を輝(ファイ)に渡すところで、ちょっとウルッときました。
一途な阿青が一番かわいそうな気が・・・。
ファザコンでいい子でいたい輝(ファイ)の気持ちも分かるけど、いわゆる優等生タイプって男、女、ゲイ、レズ限らず逆境に弱いところがあるんだろうな。ちょっとした過ちも許されない・・・という。
ノークレジットでナレーション出演のブリジット・リンの声(北京語)がまたシブー。
そういや、サムの両親も北京語しゃべっていたけど、大陸出身の設定?
呉彦祖とテレンシーはプライベートでもよくつるんで遊んでいるようで、わしの目から見ると、テレンシーが彦祖の尻にくっついているってイメージが大。なので、輝(ファイ)が抑えられない恋をしてしまう相手がテレンシーつうのはちょっと妙な感じだった(笑)
しかし、この役のテレンシー・・・。髪型が変だ、かなり変だ。そしてセリフ棒読み。(それとも吹き替え?)
呉彦祖と馮徳倫の絡みシーン、小柄な馮徳倫なので絵的に大丈夫か?と思っていたけど、えかった!
しっかし呉彦祖はいつ見てもええ体してますなあ。ホレボレ。でも、どうしてもわしの心を冷めさせてしまうのは、おちょぼ口のせい。サムの家族とジェットの4人で食事をするシーンでも、おちょぼ口でご飯を食べていますた・・・。(ココ興醒め箇所)
なんだかんだ好き放題書きましたが、なかなか面白かったですので、未見の方で興味のある方はぜひ。って、日本版DVD在庫なし?
≪わし的こぼれ話≫
この映画は1998年作品なのですが、その年の冬に香港に旅行に行ったとき(その時まだ日本在住)、銅鑼湾の時代広場(タイムズスクエア)の前で馮徳倫(スティーブン・フォン)と遭遇しますた。
毛糸の帽子をかぶって男の子と二人で歩いていました。噂ではクールな性格とか聞いていたので、ちょっとビビりながら握手をしてもらったんですけど、ええ感じの人でしたよ。ごく普通の少年でした。背はちっこかった・・・。つぶらな瞳が犬コロみたいだったので、暫くは彼のことを「犬コロ」と呼んでいますた(笑)。
サインしたろか?という感じでしばし立ち止まってくれたけど、そんなん用意もしてなかったし、こっちからバイバイしてしまった(笑)。今思えば写真くらい撮ってもらったら良かったな。またいつか遭遇することがあれば、そんときはサインください。ヨロシク。