香港・珠海・マカオ 三都物語

珠海イミグレ(拱北口岸)ぱくり画像



朝起きたら8時過ぎていた。あべし!!
超特急で、15分で支度して会社へゴー!
9時2分会社着。2分の遅刻は給与から賃金引かれる・・・。



今日は昼イチのフェリーで上司とともに中国の珠海へ行く。
10月頭の国慶節休みを挟んで納期激モメのため、関係会社で納期の打ち合わせ。
明日はシンガポールオフィスの人も調整にはるばる珠海まで来るらしい。
つーか、調整かなり難航。
全然こちらの要望に満たない回答しか出ない。
上司を連れて行ったので、話している中でキメの一言があるかと思いきや、彼の性格なのか東の人の文化なのか、どーもはっきりした会話がないのであった。
これが世間一般の交渉なのだろうか。
といつも悩む関西人。
言いたい事言ってぶつけて反応を見るというのは、失礼なのかと思う。
しかし私はまたもや待てず、「他の人への回答遅らせて、代わりにうちのを先に作ってください、すぐ出してください」とはっきりとお願い。つーか、半ば脅し。
客のライン止まる言うとんねん、金かけて来とんねんから、落としどころにできそうなそれなりの回答を最初っから用意しとかんかえ!!と思うのは関西人だけなのだろうか。
(私だけかもしれんが)



結局このあと二転三転ありながら、なんとか6時過ぎには調整を終え、帰路に着く。
外は夜の珠海。モロ中国だす。
カラオケが何故か町中に響き渡り、盆踊りフィール満開。
道には夜店が出て、みなさん連れ立ってぶらぶら歩かれてるのだがなんかヤバそうな雰囲気あり。埃っぽくてバスはぶーぶー通るわ、的士は全くつかまらず、車に轢かれそうになりながら必死のパッチでタクシーに向かって手を上げる我々であった。


明日は香港は重陽節という山に登る祝日(全くわけがわからないが、どうもそういう休みらしい)なので、会社お休み。
んじゃ珠海でメシ食っていこうということになり、日本人オーナーの居酒屋で晩メシ。
や、安い〜〜!!!
カマスの塩焼きが15元(約200円)、かっぱ巻きが10元(約15円)、鰹のたたきやだし巻タマゴやビールと、たらふく食ってふたりで250元であった。
香港ではありえねー。この経済格差・・・。これは中国でオイシイ目するところじゃ。


今日はマカオ経由で香港に戻ることにする。
珠海のイミグレ(拱北)に行こうとすると、子供を負ぶったおばさんなどが数名、金を恵んでほしいのかして我々に話しかけながら近寄ってくる。
まだこのような商売が流行っているんだすな中国。疲れる。
キッパリ無視で珠海より出国。歩いて隣のマカオのイミグレへ。
マカオのイミグレ、いっつもめちゃ処理早い。オイオイええんかそんな簡単に通してよ?と思うが、まあ早くてありがたい。
そしてマカオのイミグレを抜けると、そこはヨーロッパであった。
石畳、噴水、きれいなモニュメント。
「おお!帰って来たという感じがするな!」「子供を負ぶったおばさんもおらん!」と上司と二人、ひとしきり感動を分かち合う。


このイミグレからタクシーにのってフェリー乗り場まで。
マカオグランプリに使われてる道を走りつつ、ライトアップされたナントカ橋(古惑仔でジェイソン・チューが殺された橋ね)を眺めつつ。
街はそろそろマカオグランプリの準備が始まっていた。


結局フェリーのチケットが買えたのは午後10時15分の班。
それまで咀香園の杏仁餅などを購入して時間をつぶし、フェリーの乗り込み約1時間後、香港の上環到着。
香港島の夜景を見ると、あ〜、帰って来た・・・とほっとした。
以上、今日の三都物語であった。疲れた。



長くなってすみません、ちょっと一言。
 韓国映画「紅字」スカーレット・レター


昨日最後まで見たのですが、途中までメチャメチャ面白いな!と思ってましたが、結局何が言いたいのかよくわからん映画やったな・・・。
要は人間とは壮絶なものであるということ?!


でも、主人公の韓石圭(ハン・ソッキュ)の愛人役、今年の初めに自殺してしまった李銀珠(イ・ウンジュ)に感心したので書いておく。
これが遺作ともいえるらしいけど、自殺したとき24歳らしいではないか。
あれが24歳の演技か?!わしは24歳のとき何をしていた?
自殺したのを知ってるから余計かもしれないが、あんな演技できる繊細さがあったら、そりゃ私生活でも相当自分を追い詰めるかもしれんと思いました。
惜しい才能じゃ。
あとこの人、口の横のほくろがかわいい。歌もうまい。
それから首と顔の色が違うくらいメイクは濃いが(というかファンデの色味が合ってないのか)、肌がつるつるなので有無を言わせないのがスゴイ。
もう一人の女優さんも脱いでいたが、これまためちゃくちゃキレイ。
韓国人の陶器肌には改めて恐れ入った。



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