久々にTVBドラマを見た

阿旺と「老婆仔」こと阿鳳



あーー、今日も仕事はばたばたしていた。もういやじゃ。
しかし香港は急に寒くなった。窓開けて寝たら確実に風邪引く。湿度は60度台だし。
乾燥につき火事危険マークがでていたぞ、天気予報で。



家に帰ってふとテレビをつけたら阿旺の新シリーズ『阿旺新傳』をやっていた。
やたらと人気の阿旺シリーズ、これでもう何回目ですかね。
知力の発達の遅れた旺(郭晉安)と幼なじみの「老婆仔」こと鳳(宣萱)の、香港の山下清ストーリー?!
視聴者のみんな、この子供のような阿旺に癒されているらしい。どこの国でもいっしょやな!


今日の『阿旺新傳』は、香港の連続ドラマにありがちな、オカンが金を使い込み多大な借金をつくってかなりの金額のお金が必要になるという回。
案の定、子供である「老婆仔」が母親の借金返済のためにアメリカ留学用に貯金したお金を使い切ってしまい、気持ちのやり場が無いやないか!どうすりゃええの!という話でした。
オカンの借金の理由は、麻雀だったり、マカオの博打だったり、浪費だったりとそのドラマによって色々設定されてますが、香港のオカン、金使い込みすぎ!
 ⇒翌日の回で老婆仔はアメリカにいた。あり?よく見とけ!>自分


そしてそのままTVBを見ていると、今度は、な、なんと、ユン・ピョウ(元彪)主役のドラマだ〜〜!!おおー!
『佛山贊師父』という古装功夫モノで元華師兄と競演して、二人ともカンフーやってるではないか〜!
なんかむっちゃ得した気分やないの!
 『佛山贊師父』いや〜〜!!七小福!


しかし元彪、中年太り!
週末これもTVBで映画『蜀山』やってて、83年作品だったわ、元彪めちゃかっこよかったのに・・・。あの頃は柴田恭兵、いまは桂三枝。悲しい。
そういや、元彪の恋人役は邵美蒞(マギー・シュウ)で、いつもながらサイボーグみたいっすね。
 なぜ?イーギンと別れれてからなのか?




しかしTVBドラマは毎日あるので、時々見たりするけれど、よっぽどハマッてないときつくて途中でリタイアしてしまいますわ。
大体私が見ようと思うのは、私の「ジュリー!!@樹木希林」こと、マイケル・トントン(唐文龍)が出てる場合なんですが(笑)、以下に紹介するやつは私がまんまとはまったシリーズ。
機会があればぜひ見ていただきたいわ〜!


 『彩色世界』


100回言っているこのシリーズ。DVDは出て無いっす。
眼の見えない離島育ちの自然児・樂児(宣萱)と知り合う發仔(林保怡)。
知り合って短期間だけど、やっぱしソウルメイトは分かり合えちゃうんですよね、これが。
でも發仔には長年付き合ったカノジョが。でも案の定、かねてからちとズレが生じ中よ〜。
つーことで、このふたりの近づききれない恋の行方も気になるし、眼の見えない樂児が、明るく働きながら生活する姿も応援してしまうのよ〜。
とにかく、樂児役の宣萱が性格よさそう!
ハヤシさんこと林保怡も、男前じゃないのに何故かみんなが好きになってしまう魅力があるんですわ。
このドラマには我がマイケル・トントンが、樂児の眼をみる眼科医役で登場なんですけど、も〜「ワシの眼も見てくれ!!」と毎回大騒ぎのかわいさでした。
しかしマイケル・トントンには、ブサイクな主役(今回の場合はハヤシさん)にヒロインを必ず持ってかれる、悲しい男前という香港ドラマの王道配役が用意されてます。


あとドラマの中で、へんなピエロの巨大な人形を出してきて「日本製だよ」とか言っていたんだが、失礼な!
そんな変な人形、絶対日本じゃ売ってませんから!!



 『金枝慾Yip』DVDあり


これは清朝後宮を舞台にしたストーリーで、4人の女主役(ジジ・ライとか)を巡るどろどろ壮絶モノなのだ。
タイトルは『金枝玉葉』と同じ発音なんですが、このドラマは人間の慾と悪(Yip)を描くつーことで、今日殺されそうになっているアンタ!アンタ昨日その相手のこと殺そうとしてたやんか、立場1日で逆転か?!
・・・みたいなツッコミ入れまくれる面白さですわ。
俳優さんたちも、そこまで感情移入するかという熱の入りようで、面白すぎる・・・と毎日ビデオに録って見ていたら、香港中でもすごい話題になっとりました。
視聴率はぐんぐん上がり、大結局はどーなるんだとか賭け(?)のようなものまで登場し・・・。


それに紫禁城で撮影してたみたいなんですが、とにかく清朝のお姫様たちの衣装が可愛い!
かなり衣装は頑張ってました。
それに大奥の暮らしが興味深いのよ〜。
皇帝(オヤジっす)の「ご寵愛」を頂くまでの必死の努力。
そしてお呼ばれした日にゃ、お付きの侍女たちも大喜びよ。うちの姫様が認められた!ってカンジ。
まさに当時はこういう女力の戦いの繰り返しだったんでしょうな。
ほんで、皇帝のお部屋に行く前にちゃんと風呂に入った後、ここが不思議なんだけども、ゴザでスマキにされて男のスタッフィー数人に肩に担がれて、ミノムシ状態で連れて行かれるのよ〜。笑える!
あと、独特の台詞回しがあって、自分より位の上の姐御姫に会ったら「娘娘、合祥」といって足を少し折ってご挨拶。「○×○(←忘れた)」って言われたら、初めて顔をあげてもいいとか、その後宮のシキタリ色々が面白いのだー。


このドラマにも、ハヤシさんがステキな人役で登場です。
ハヤシさん、確かにすごくいい男性なんですが、絶対男前より人柄のいい人が勝利するのがTVBのドラマ・・・。
あ、これにはマイケル・トントンは出てません。陳豪出てるけど。



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