林憶蓮は香港のユーミンだった

黎明の100倍踊りの上手い林憶蓮



金曜日、会社帰りにLOG−ONで日本の雑誌を買っていたところ、ふと隣のレジをみると韓君[女亭]が2006年の日本製カレンダーを購入していた!


 この人


激太りしていた彼女が、ダイエット会社の広告塔になり健康的に痩せてから、その余りの効果に更なる加速がかかった香港の減肥ブーム。
ご本人はストリートファッションに身を包み、顔が小さくて背が高く、かなりスリムどした。
しかし何よりも驚いたのが、肌がぴかぴかなんじゃ!
つーか、マジ光ってましたけど!
素人ではありえないピカピカ度・・・。化粧やエステだけでああはならんぞ。
毎日いったい何を食っとるんだろうか。




土曜日はY師匠とMちゃんとで林憶蓮サンディ・ラム)の紅館コンサート『林憶蓮・夜色無邊演唱會』に行った。


しかしどーでもいいんですけど、めっちゃゲイとおぼしき方々が多いんですが・・・。
しかもオネエ系と思われる小奇麗な若者たちが多くて、みなさんチームやカップルで大挙していらっしゃっとるがな。
そしてみなさんデジカメで自分たちの写真撮りまくりです。うーん女子臭。
マジで観客の1〜2割はその筋の方々だったと思われます。



わしは往年の林憶蓮は余りよく知らず、数年前の国語CDを一枚持ってるきりなんですけど、美声と歌の上手さはもちろんの事、カッチョいい仕上がりだったのでよく聴いてました。
今回のコンサでは昔の歌もたくさん歌ってましたが、曲も声もアレンジもその国語CDにみたいで、ぜんぜん古臭くないのね〜。
この都会的さを20年前からやってた林憶蓮は、やっぱしゲイの方々の琴線に触れまくりっちゅーことなんでしょう。
同志系列のみなさん、イキナリの大盛り上がりで、憶蓮と一緒に歌うわ、蛍光棒を両手に持って振りまわすわで始めからかなりのってました。
日本でもユーミンや聖子ちゃんはゲイの方の支持が大きいわけで、香港のユーミン林憶蓮だったのだ!!という結論に至ったわしらなのであった!



さて、ナマ憶蓮は基本的にべっぴんさんではないのだが、性格のよさが顔に表れているというか、なんか余裕あるええ女風なんだす。
しかもめっちゃ肌がきれいなのよー!!
アンタは産毛も生えとらんのか、ぶつぶつとか虫さされとかないんか!というくらいのふわふわ肌。
食生活も精神状態もいいらしい。



コンサートの内容も、がんばりすぎずに踊ったり歌ったりしていて、それが余裕をカンジさせるわ。
「新譜を出したんですが・・・」と言うと、観客みんなが口を合わせて「買了!」って答えたりして、なんかファンに愛されてるわ〜この人と思いました。



ゲストはガイジン双子男前のSOLORだったけど、ちょっくら歌ったらすぐ消えた。
 

あと、故ムイ姐の踊り子・サミュエル(彭敬慈)がサルティンバンコ風に現れて、創作ダンスみたいなのやって去っていった。
会場にはケリーが見に来てて(茶のトレンチ風コートとジーンズでやはりかわいい)めっちゃ踊っていた。その横でPaco(黄栢高)も踊っていた。
どこのおっちゃんかと思った倫永亮(アンソニー・ロン)は、ずっとバンドマスターとして舞台下でピアノ弾いており、出演はしなかった。



結局、アンコール2回やってもまたも観客はまったく帰らず、ずっと憶蓮コール止まずに大騒ぎ。
憶蓮見たいっつーより、引っ込んだスターを呼び出してしまう私たちのパワー!みたいなのを楽しんでる風であった。子供っぽい・・・。
Y師匠ぽつりと、「バッタのときといい、この世代(30代)よっぽどストレス溜まって、発散するところ無いみたいやな」と。
まさしく・・・。



憶蓮も写真が売られ、辺りは同志の方々がたくさん〜!


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