モディリアーニの思い出
昨日は、何年かぶりに美術鑑賞に行ってきました。
「ポンピドゥー・センター・コレクション展」っす。
今回は海外初出展のものも多いらしい。
わたくし、絵画のことはそんなに詳しくないんですけど、
アメデオ・モディリアーニは好きです。
今回は、2点来ていました。
モディリアーニといえば、殆どが肖像画で、
顔と首がなが〜いのが特徴ですな。
彼の絵にはちょっとした思い出話がありまして・・・
昔、実家の階段の壁に、あるポストカードが額に入れられて飾ってあったんすわ。
そのポストカードには首を傾げている女の人が描かれていて、瞳は無く、色調も暗い。
子供の私は、この絵が妙に不思議な感じで、恐くてたまらんかった。
首がなが〜く、しかも目ん玉ないねんで!
おかん、なんでこんな恐い絵を飾っているのだろう?
夜トイレに行くとき、あまりに恐いので、手で耳栓して通ってた(笑)
なんで耳栓なのか・・・
で、大人になって初めて、長い間わしを恐がらせたあの絵は、
かの有名なモディリアーニ氏の作品だったと知る。
そこから興味が沸いてきたんですな。
美術館で見つけると、妙に嬉しくなります。
(って、誰つかまえて言っとるねん!)
<追記>
大人になって、おかんに、なんであの絵を飾っていたのか聞いたんですよ。
ほしたら、一言「え?額を戴いてそれに初めから付いとったよ。」
もちろんモディリアーニなんて知るよしもありまへん(笑)
つーか、おまけそのまま飾っとったんかい!
↓この絵です・・・
若い女の胸像(マーサ像)
今見たらぜんぜん怖くない(笑)
でもやっぱり目が埴輪のようだ・・・
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■ポンピドゥー・センター・コレクション展
「Artists And Their Models」
香港藝術館にて9月30日から12月3日まで開催。
電話:2721-0116
開放時間:午前10時〜午後8時(木曜日休館)
入場料 :大人40ドル(20名以上の団体さんは3割引)
学生・身体障害者及び60歳以上20ドル
40ドルチケットの絵はピカソ・・・
20ドルチケットの絵はモディリアーニだ〜(泣)