日本文化の冬
年末ですな。
ちょっとそう言う気分にならないわけでもないです。
しかし今ひとつ年末ムードを実感しない自分。
なにか映画を見ようと、悩みに悩んで『武士の一分』を見る。
うちの父親がかなり誉めており、すっかり木村拓哉ファンになったため興味もあり。
宣伝コピーがださかったので心配してましたが、、、
大変すばらしかったです。
木村くんの奥さん役の方(壇れいさん)がよかったですねえ。
小間使い役の笹野高史さんも、毎度のごとく完璧。
日本文化の良さも大変よくわかりました。
木村君も相変わらず努力家&器用を発揮してました。
しかし何年ぶり?!の日本の映画館での映画。
始まりはぼうっと暗くなり・・・。
周りの人はみんな携帯の電源を切っています。
終わったら、最後までクレジットが流れてまたぼうっと明るくなり・・・。
うーん、余韻あるわ。
香港みたいにクレジットの途中で明るくなって現実に引き戻されへんもん。
さすがわびさびを理解する民族やわ〜!
すばらしい!
このあと、またも奈良散策。
大仏殿、奈良公園、東大寺二月堂など。
二月堂は非常に好きな場所なのですが、司馬遼太郎も好きだったらしいです。
図書館で借りた本、読破。
どれも非常におもしろかったです。
・林真理子「anego」
・岩井志麻子「自由恋愛」
・桐野夏生「グロテスク」
全部てきとーに借りただけなのに、どれも大ヒット作だったり、賞をとってたり。
日本は良いなあ・・こういうのが全部無料なんだもん・・・。