ハーフって難しい
この間同僚から、
「無線って見たりする?」と聞かれた。
この場合の無線はTVBとかATVとかの無線電視をさすのだけど、私が
「いや〜最近、有料の有線テレビすらあんまり見てないんだよねー」
と答えると、
「最近、無線で日本に旅行する番組があるんだけどね・・・」
と、それについて語り合いたそうだった。
どうも私は、今日その番組を見たらしい。
TVBの番組で、タイトルは『雪映移城』。
日本の東北を旅する番組で、今日は福島県に行っていた。
レポーターは、裕美(Hiromi)という女の子。
この子は日中ハーフらしく、日本語も話せるらしい。
ほう、やはりハーフは色々おいしいのう。
と思いながら見ていたが、
この方、顔の感じだけでなく、ファッション、行動が香港人120%!!
香港で育ったと思われ、ネイティブな広東語。
明るくて気取り無くキャピキャピとしゃべって笑う、
まさにカワイイ香港の女の子って感じ。
あらら〜〜、モロやな、この子・・・。
と思いながら続けて見ていると、日本茶を入れるしぐさは、
おお!意外と日本人ぽいやないの。
親のやるのを見て身についたのかな?
でも、湯飲みになみなみお茶をついでいるではないか。
ううう・・・、この辺香港人や。
しかも「ドウシテ戻ってきたんデスカ?」と話している日本語。
あんた〜〜!
かなりたどたどしいやないかえ〜〜〜!
うちの日本語話せる同僚たちのほうがずっとうまいのでは・・・。
うーむ、混血児でも両親の母国語を2つとも話せる人って、
けっこうマレなのかしら。
そう思うと、金城武ってかなり上手いんだなあ、2ヶ国語とも。
他には、リサ・ステッグマイヤーとか?
(この2人以外思い浮かばんが)
おかげで?裕美さんのこと、激しく記憶に残りましたわ。
まあ香港でやっていくには、香港人として暮らすのが一番幸せやもんね。
当然の結果か。
しかしイメージ戦略とはいえ、あんまり日本人らしくない人が
日本人を強調するのも、ちょっくらヘンな気分なんだよな。
[追伸]
井脇ノブ子さんのマスコットが民宿に置かれてるのをみて、
「幾Cute〜、でも私には似てな〜い」って言っとりました・・。