仔猫のように抱きしめて

不脱襪的人のマギー&阿B



今日は清明節で香港は祝日です。
春のお彼岸、墓参りの日ですが、天気は案の定霧雨。



わたしは朝起きたら、もう昼でした。


これはいかん!IKEAにでかけるつもりだったのに!
と昼風呂→昼飯→化粧をしてみたんだすが、
なんだかちょっと眠いな〜と思って、ベッドでまたも爆睡。


気づいたら夜7時になってましたが・・・。


わしの今日一日はなんやってん?



さて、話は突然変わりますが。
昨日の晩にDVDを鑑賞いたしました。


張曼玉&鍾鎮濤の『仔猫のように抱きしめて(不脱襪的人)』。


あっ、本日の日記タイトルを見て、
わたくしが「仔猫のように抱きしめて」と思っていたのを想像した方、
えらいすいません。



この映画、香港初心者の頃に愛読していた「香港電影城」という本でおすすめされていて、
日本にいた頃から長い事探していたけど見つからず、
ようやく先日出会えて即ゲットしますた。


いや、ええ映画でした!



60年代の香港。
香港版「ティファニーで朝食を」を地でいってるマギー・チャン(若い!)と、
たまたま彼女の家の屋上に住んでるビンボーな白タク運転手ケニーB(若い!)。


男にみつがせて生きているマギーと、金持ちおばさんのツバメ扱いにキヅつく阿B、
「若者たちの夢と失敗を限りないノスタルジーを込め描いた
感動のラブ・ストーリー」(引用)。


確かにノスタルジー溢れてました。
昔の香港ってこんな感じやったんかなーと。
そうそう、マギーの住んでた所って、「色・戒」のリーホンたちの隠れ家と同じか?



監督は温拿(ウィナーズ)の陳友!
しょぼ役で出演もして、ストーリー作成もやってるよ。すごい才能だ〜!
 
真ん中の背の高い人が陳友(ドラマー)



音楽もよかった。
脚本もよくできている!(張堅庭よ!)
これぞ「経典」作品すね。



いつ頃の映画なのかと思ったら、1990年作品だそうで。
よく考えりゃもう18年も前なんですな。


マギーもこの頃はまだお嬢さんお嬢さんしていて、
発声方法を変える前なのか、やっぱ役作りなのか、キーキー高い声で話してます。
でも将来化けそうな演技してまっせ。
(と思ったら、この映画で金像奨の最佳女主角奨とっていた)



阿Bは、まだ顔が発展途上というか、
わたくし、現在のオヤジ阿Bはめちゃくちゃ男前に見えるのですが(特に笑顔)、
若い頃の阿Bって、めちゃめちゃ目と目の間が離れてるよね。


年を取るたびに距離が縮まってきているような・・・。


 
若かりし頃の阿Bと現在の阿B。明らかに目と目の間の距離が違う!?



阿Bの発展途上顔に興味のある方も、ぜひご覧ください。
いやホント、「香港電影城」のお勧め作品にハズレ無いな〜。



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