志明與春嬌 (love in a puff)
一時帰国前に、Y師匠と銅鑼湾で鑑賞いたしました映画です。
監督は彭浩翔。
しかも3級がついていて、主演が余文樂(と楊チンワー)というので、
めっさ期待!(何を?)
して見に行ったら・・・
ポスターのロゴの雰囲気や英文題名の「Love in a puff」がぴったりな、
ほのぼのな中にも、今の香港の恋愛風景って感じのナイスな映画になってました〜。
香港は数年前からタバコを自由に吸えなくなって、
屋外でも決まった場所で喫煙しないとだめになりまして、
その喫煙場所で偶然に出会った男女(志明と春嬌)がだんだん近づいていく話です。
日本じゃケータイのメールでやり取りしあって、
「何気ない会話から育てたい〜、恋の始まり〜胸がキュンと狭くなる〜♪」でおまっしゃろ。
香港はSMS。
携帯電話のショートメッセージのことで、まあもっとさくっとつぶやく感じの通信方法ですわ。
どこの世界もいっしょよ〜。
久々の小さなどきどきにケイタイを手放せないのよ〜。
余文樂にわざとめちゃくちゃ気取らない風にしゃべったりするチンワー、
まさに香港人の女のコという感じ。
んで、我々のお気に入りの余文樂はやはり使える奴で、
この人はめちゃくちゃフツーの一般人に見えるんやから、これも才能やで。
わたしは次代の梁朝偉だと思っているので、これからも地道に頑張ってほしいわ。
チンワーと余文樂のやりとりに加えて、
映画全体を流れる現代香港の雰囲気を楽しみつつ、
気持ちよく見れる「佳作」だす。
香港ではまだロングラン中ですぞ〜!